2010年9月23日木曜日

多宝塔について


東大寺の戒壇院に5月のGWに行きました。
壇上の多宝塔には法華経の虚空会の儀式に則り、釈迦/多宝が二佛並座されておりました。
向かって右に釈迦牟尼仏、左に多宝如来。

その後、7月だったか、千葉下総の中山法華経寺におじゃましました。
あれこれ散策しまして、本院・大客殿にて、そこのご住職と思われる方としばしお話しする機会がありまして、頂経の間に安置されておりまする、日蓮の弘安3年の大曼荼羅を拝見させていただきましたるところ、
向かって右に多宝如来、左に釈迦牟尼仏という具合でございました。つまり戒壇院とは配置が左右逆です。

ご僧侶に戒壇院とは配置が違いますなと申しましたるところ、ふうむ、、ほほう、、というところでした。
従っていた青年僧は何を言ってるんだろうという感じ。はは
古印度・天竺の右尊左卑の原理から釈迦は左配が正しいのではないかと僻見を披瀝しておきました。
どこかでちゃんと理解しておきたいものだと考えております。

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