2010年10月18日月曜日

近畿散策

10/15(金)、16(土)と、妻と二人で大阪、滋賀、奈良、京都の歴史散歩を行いました。

10/15(金)は比叡山延暦寺を訪れました。
まずは梅田のマクドナルドで朝食を摂った後、大阪駅でケーブルカー、寺域内バス、延暦寺内の参拝券がセットになった周遊券

を2500円で購入。
この周遊券は妻が事前に調べてくれていて、たいへんお得な料金で行けました。感謝感謝。

JR西日本湖西線で比叡山坂本駅へ。
ここには有名な本家鶴喜そば本店があります。残念ながら
鶴喜そば本店はお休みでしたので、日吉蕎麦に入りました。
この日吉蕎麦は、歴史街道(延暦寺編)で司馬遼太郎が鶴喜そばと間違って入ったそば屋です。
実は坂本に行くまで、どちらのそば屋に入ろうか、ずっと悩んでいたのです。
結局鶴喜そばはお休みということで、日吉蕎麦になり、悩まなくてよかったとほっとしました。
私はざる蕎麦、妻は温かいかけ蕎麦をビールといただきました。
こういう蕎麦は味がどうとか言っちゃあいけません。歴史と趣きと共にありがたぁくいただくものです。

さてケーブルカーで比叡山頂へ行こうとケーブルカーに乗り込みました。
予定時間を過ぎてもなかなか発車しません。
ケーブルカーの調子が悪いらしく、急きょ出なくなりました。
周遊券を持ってる人はタクシーで山頂まで送っていただきました。
ケーブルカーだと着駅から東塔まで歩かなくてはいけませんが、タクシーでしたので東塔入り口まで乗りつけることができました。
ここらへんも妻のおかげ。感謝感謝。(^ ^
大講堂
の後、根本中堂(国宝)へ。
伝教大師最澄(767年9月15日 - 822年6月26日)が788年(延暦7年)に、一乗止観院という草庵を建てたのが始まり。
宝前に灯明をかかげて以来最澄のともした灯火は1200年間一度も消えることなく輝き続けているので、不滅の法灯と呼ばれる(

焼き討ち後の再建時には立石寺から分灯を受けた)。
by wiki

司馬さんの「街道をゆく-叡山の諸道」で四年に一度行われる「法華大会」の儀式が描かれていますが、それがここで行われる

のだなあと感慨深かった。
根本中堂の中では尼さんが根本中堂の説明をされていたが、1200年灯火が続いていることを語るのみで、最澄や叡山のありが

たさや大切さを自分の言葉で語って欲しかったなと感じました。

横川に向かうバスの時間がしばらくあったので売店に行くと、なんと鶴喜蕎麦が食べれるではないか!
これで鶴喜と日吉の両そば屋を二つながら現地でいただくことができ、思いを遂げることができました。

横川(よかわ)へバスで行きました。
ここは延暦寺でも一番端っこに位置するところです。
その横川でも一番遠くにある定光院に行きました。
この横川定光院は若き日の日蓮が勉学修行に励んだ地です。
その道のなんと急峻険難なことよ。
大変な下りの道を降りやっとの思いで定光院に着きました。
ここで、立宗宣言される前の是聖房蓮長と名乗っていた日蓮が修行されてらしたんだなあと。

バスの時間が迫っていたので慌てて戻ります。
標高差はどれくらいあったのだろう。登りはかなりきつかったです。
妻はもう息も絶え絶え。バッグを持って手を引いてあげました。
あとで妻から感謝されました。

帰りはバスで京阪三条?まで行き、地上に上がり、賀茂川で川遊びをしました。
賀茂川の両岸をつないでいる飛び石を妻と二人で渡りました。この年でこんなことをするとは。^ ^
いい思い出になりました。

帰りの京阪電車ではぐっすり。
予約していたホテルに無事チェックインし、休憩後、ネットで調べていた「さわむら」へ飲みにいきました。
いい飲み屋でした。妻とまた来ようねと。

夜は久々に萌えました。ふふふ